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今週のビニェット
2011年 10月 15日
十年一日のごとくというのは普通誉め言葉ではない。しかし十年どころか二十年以上一日のごとく同じことをしていて文句なしに凄いのはラジオで「実践ビジネス英語」をやっている杉田敏先生である。
途中1,2年の空きがあるようだが、「やさしいビジネス英語」からほぼ四半世紀も同じパターンで内容を変えつつやっていていつまでやるんだろうというのも気になるが、一体この先生は始めた時に何歳だったのだろうと調べてみると四十過ぎで、今の私より少し若いぐらいの時に始めて、うちの親よりいくらか若いぐらいの年齢でまだ現役バリバリでやっているのだった。
この人の描くビジネスエリートの世界に興味がなく、もし20年前に戻って勤勉という才覚を与えられたとしても決してこういう道は選ばないであろうと思われる世界の話ばかりなので私は決して「ビジネス英語」の熱心なリスナーではない。しかし英語の勉強になりまた自分とは全く違う考え方や価値観を知るのもまあ面白いということもあって時々聞いている。それにしてもインターナショナルなビジネスに全く関心がない私が、途切れ途切れにせよ聞き続けているのは、ビジネス英語に関心はないけどこの番組を作り続ける杉田先生に関心があるからだと思う。
この前のエントリにも書いたけれど、私は怠惰でずっとやってきたしたぶんこれからも死ぬまで怠惰に違いなく、そういう自分に対して私はこうなんだからこれでいいと開き直っているところがある。これに対して杉田先生はどうみても、勤勉が服を着たような人でありおよそ怠惰とは縁のない世界に住まわれているとしか思えない。尊敬はするけれども決して真似したい人生ではない。
それでもなお、怠惰に開き直っている自分でさえもどうしても、尊敬措くあたわざる先生であるということは、あの十年一日のごとき、でも実は毎週違う「今週のビニェット」を聞いていれば伝わってくる。自分もあるいは、心の底では怠惰な自分を羞じているのかもしれない。
今は平均寿命も長いし、あるいは80歳90歳のビジネス英語の講師というのもそんなに非現実的な話ではないのではないか。10年先20年先にも「今週のビニェット」で拙い英語の勉強を続けていたいと思う。
途中1,2年の空きがあるようだが、「やさしいビジネス英語」からほぼ四半世紀も同じパターンで内容を変えつつやっていていつまでやるんだろうというのも気になるが、一体この先生は始めた時に何歳だったのだろうと調べてみると四十過ぎで、今の私より少し若いぐらいの時に始めて、うちの親よりいくらか若いぐらいの年齢でまだ現役バリバリでやっているのだった。
この人の描くビジネスエリートの世界に興味がなく、もし20年前に戻って勤勉という才覚を与えられたとしても決してこういう道は選ばないであろうと思われる世界の話ばかりなので私は決して「ビジネス英語」の熱心なリスナーではない。しかし英語の勉強になりまた自分とは全く違う考え方や価値観を知るのもまあ面白いということもあって時々聞いている。それにしてもインターナショナルなビジネスに全く関心がない私が、途切れ途切れにせよ聞き続けているのは、ビジネス英語に関心はないけどこの番組を作り続ける杉田先生に関心があるからだと思う。
この前のエントリにも書いたけれど、私は怠惰でずっとやってきたしたぶんこれからも死ぬまで怠惰に違いなく、そういう自分に対して私はこうなんだからこれでいいと開き直っているところがある。これに対して杉田先生はどうみても、勤勉が服を着たような人でありおよそ怠惰とは縁のない世界に住まわれているとしか思えない。尊敬はするけれども決して真似したい人生ではない。
それでもなお、怠惰に開き直っている自分でさえもどうしても、尊敬措くあたわざる先生であるということは、あの十年一日のごとき、でも実は毎週違う「今週のビニェット」を聞いていれば伝わってくる。自分もあるいは、心の底では怠惰な自分を羞じているのかもしれない。
今は平均寿命も長いし、あるいは80歳90歳のビジネス英語の講師というのもそんなに非現実的な話ではないのではないか。10年先20年先にも「今週のビニェット」で拙い英語の勉強を続けていたいと思う。
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by warabimochi57
| 2011-10-15 23:50
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