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そりゃないだろう2点

1.今日、私は土曜の午前中だけどどうしても銀行に用事があって、電話で教えられた午前中開いている支店を探して行ったのだが見つけられなかった。その辺りにあるはずなんだけどどうしても見つけられず、ぐるぐるしている間に残り15分になってしまった。

(注:アデレードの市街は、京都や札幌のように碁盤の目になっているので普通は見つけられる。で、たとえば四条通と烏丸通の角、というふうに教わったので、当然みつけられるものと思ってその辺りへ行ったら、その一帯には巨大な駐車場があってその角が存在していなかった。そして二つの通りは別々に見つけたのだが、交差していなかった)

仕方ないのでまた銀行に電話して「あのー、昨日道を教わったんですが、今近くまで来ているんですが見つけられないんですけど」いうと、応答のお兄ちゃんが「今、もう12時を10分過ぎてるから窓口閉まっちゃってるからだめです」という。「えっ、私の時計では11時45分ですけど」というと「いえ、12時10分です」というので「私の時計が遅れているんでしょうか」というと「そうです」という。仕方ないからあきらめて、緊急の用事なんだけど月曜日にまわすことにして、がっくりとぼとぼと歩いていくうちに、通りすがりの人の時計を見たら私のと合っている。

11時45分に電話してきた客に12時10分過ぎだからもうダメですと答える銀行の人なんて全く想定していなかったので、てっきり私の時計が間違っていると思ってしまった。まだダメじゃなかったじゃないか!!!そりゃねーだろう、兄ちゃん。

2.アパートを退去するにあたって、イライザは大家さんに「このアパートはバッドピープル(悪い人)ばっかりだ」と捨て台詞を残していったそうです。

いやそりゃ、神様とかそういうレベルで見たら、我々みんな俗人だから多かれ少なかれバッドピープルだろうし、イライザに対しても、始めのうちだけ親切だったり、偽善的だったりしたよ。心のどこかで感謝を強要していたこともあると思う。

でもだからといって、夜中に電話してきて洗濯物を取って来てくれというのにもう寝てるのにまた服を着替えて出て行ったり、洗濯やら掃除やら買い物やらをこまめに手伝った人間に対して、あるいは車を出したり、料理をしたり、パソコンを貸したり、そういういろんな形で手助けしてきたたくさんの人に対してバッドピープルだ!?

たとえどんな性格でも、今現在ハンディを抱えている人に対して冷たくしていいのかという良心の呵責はどこかへ吹き飛んでしまった。そりゃないだろうというよりは、世の中にはどこまでもどこまでも想像を超えることってあるんだなあってことで、

豚バラ食べて寝よ。
by warabimochi57 | 2007-03-03 17:24

謹製 さつき


by warabimochi57