ボケと平和について

祖母は亡くなる前はボケていて、病院のベッドの上で「ワシはどっこもワルない」と健康を誇っていた。それは周りのものにとっては少し救いでもあった。

事の重要性を認識していない人にとって、事は重要ではないのだ。

まるで他人事のような冷静さでガンを語る私に、何人かの人は感嘆してくれたのだけど、違うような気がする。これを重要なことと捉える能力が欠落しているだけであろう。早い話がこういうことに関しては私は生まれつきボケているのである。

教育基本法の改正に反対する。

でも正直言って、戦う前に負けるだろうと思っている。愛国心が戦争やら差別やら偏狭なナショナリズムに結びつくからではなくて、とにかく全てのものに対して全然誰をも何をも愛さないという選択肢を残しておいて欲しい、もう少し言葉を足すと心の内面に干渉されるいわれはない、からなのだけどそれは私にはガンなんかよりずっと重要なのだけど

「愛さないことが重要だ」なんて言っても、我ながら説得力がない。そんなことが重要な人はたいてい自分勝手な人なので、どう考えてもこの勝負は勝てるわけがない。

この世に愛がなかったら、どんなに平和だろうと思うのだけど、思うだけにしておこう。
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by warabimochi57 | 2006-04-15 20:33

謹製 さつき


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