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やめた

他人の(自分のもだが)誕生日には一切興味も関心もない。だから誕生日のプレゼントとかカードなんてものとは無縁で快適に過ごしているのだが、今日はたまたま、カードの1枚も書いてごくごくささやかなプレゼントでもすれば、非常に喜ぶであろう人の、ものすごくお世話になっている人の誕生日が明日であることを知った。それで少しだけ、バースデーカードを買おうかなと思った。

結論としてはやめたんだけど。実際にその人には深く感謝しているのだがどうしてもカードを贈る動機としては「年寄りを喜ばせる演出」が先に来る。私は別にめでたいともなんとも思っていないのに、演出のためにカードを贈るのは白々しい。ということでカードはやめ。プレゼントもやめ。

ただし、86歳のアーリアの誕生日が、次もし来たら87歳になるが、それは例外に考えている。もうあそこまでいくと存在自体がめでたい。つまり最低限の付き合い上、私もお祝いごとを片端から拒絶しているわけではないが86ぐらいになると社交辞令よりもそのおめでたさ(誕生日のおめでたさではなくて存在自体のおめでたさ)を喜ぶ気持ちが上になって、演出ではなくなるのである。

演出を全部なくしたら人生の光景はかなり寒々したものになるだろうけど、私は本当はそれを望んでいる。余計な演出を全部とっぱらって、寒々とした人間関係の中で暮らしたら快適だろうなあと夢想し、ある程度は実現してもいる(たとえば親しい友達はみんな私の誕生日嫌いを知っているので誰もバースデーカードをくれたりする人はいない)。

楽しくやれるのなら楽しくやればいい。ただ私は楽しくないほうが好きなのだ。楽しくなく、快適に生きられたら理想的なのだけど、つい色々楽しいこともあるし、なかなか難しいところである。

ちなみに年賀状やらクリスマスカード(Season's greeting)は今のところまだそこそこ書いている。そのうちどうなるかはわからない。
# by warabimochi57 | 2007-07-09 22:20

豚肉もアウト

豚肉も一晩で傷んでしまいました。冷蔵庫に入れといたのに。たぶん冷蔵庫の温度がぬるかったのかもしれない。今後危ないものは冷蔵庫へ入れないことにしよう。

今日パプアニューギニア人のママたちとしゃべって、今の住居の契約が切れたら、ママのところにお世話になるかもしくはママの娘達と一緒に郊外に住むかしようかなと考え始めている。

ママと同居していた娘二人が独立して部屋を借りるのだけど、もう一人分部屋があるというのでよかったら来てもいいよと言ってくれた。そして、ママのところは娘達が出て行く分の部屋が空くからそっちへ来てもいいよとのこと。

どっちかといえば、娘達と同居する方が気楽なんだけど、ママのところにお世話になった方が生活費は安く上がる。娘達は二人ともトクピシンを話すけれど英語のほうが流暢なので、ママのところの方がトクピシン度は高い。でもママのところはちょっと遠いのと息子もいるのでやはり気を遣う。娘たちと家をシェアーするのは気心の知れた友人ということで非常に魅力的なんだけど、経済的にはあまりメリットにならない。

でもいずれにしても今のところは出て行こうとほぼ心を決めている。となると、次の仕事は大家さんに言うことである。大家夫妻はとても私に目をかけてくれていたので言い出しにくいのだけど仕方ない。おじさんのことを言えばわかってくれるだろう。

ママたちはこの後2週間ほどパプアニューギニアに行くので、帰ってくるまでに私はよく考えておくということにした。大家さんにはなるべく早く話すことにしようと思う。
# by warabimochi57 | 2007-07-08 20:36

アーリアにもらったパンツ

アイリーンとアーリアの会話

「アーリア、久しぶりですね、元気にしてました?」
「元気ですよ」
「お宅の犬は元気?」
「犬?うちの隣に息子と孫もいるんだけど犬?」
「ああそうでしたね。息子と娘と孫は元気ですか」
「おかげさまで」
「犬は?」
「犬も元気ですよ。こないだはローラースケートを買ってもらってね」
「犬が?」
「いやひ孫が。ひ孫は6歳なんですけどね。7歳だったかな」
「ええ」
「元気に走り回ってたんだけどこの間手術することになって」
「ええっ、ひ孫がですか」
「違いますよ、うちの犬ですよ」

というわけで英会話教室はずっと休んでいるのだけれど元気なアーリアは、今日は午前中は息子に買い物に連れて行ってもらい、午後にアイリーンに誘ってもらって私と三人でお茶にでかけた。午後からお茶に出るということがわかっていたので、アーリアはアイリーンと私にそれぞれ買い物袋に一袋ずつお土産をくれた。トマト、きゅうり、ローストチキン、お菓子やらなんやら非常に有り難いのだが、私の分にはなぜかパンツ(下着)も入っていた。とても大きくて白い立派なパンツ2枚組。嬉しいし有り難いけど、アーリアが間違えて自分の分を入れたのでなければいいのだけど。
# by warabimochi57 | 2007-07-07 18:58

羊頭を懸げて狗肉を売る

確かに自分が見たかったとことは全然違う連絡先にメールを送って約束してしまう私も私なんですが、不動産は見に行ってみないとわからないとはいえ、見事な羊頭狗肉に呆然として、「ネ、ネタ的には大丈夫だから!」と自分を励ますしかなかった午前中、まず一つ目の引越し先候補は論外でした。

共用スペースの汚さにまず驚いて、そこで初めてカリメロの有り難味を実感した。なるほど、誰も片付けなかったらこうなるのか。しかし現在メンテナンスだかリニューアルしてるところという話だったのに、全くそんな気配もなかったし、シティからバスで10分とあったけど25分(土曜で空いてるのに)はかかったし、ショッピングセンターは近いとあったけどかなり遠いし日本だったらジャロに電話するところである。

こんなんだったら今のとこの方がずっといい。おじさんの問題と円安のせいで奨学金が激減しつつあるという問題がなければこのままここにいてもいいのだけれど。円安には本当に困っている。この調子で円安が進むとおじさんの問題がなくても家賃が払えなくなって引越さざるを得なくなる。学生の仕送りが去年と比べて1万円減ったみたいなもんで、借金の額は変わらないのになんてことだ。

隣のドイツ娘は「出て行ってやる」と言っていた言葉どおり、早くも出て行ったのでネタにする暇もなかった。しかも私のバスの時刻表を持って行ってしまった。それで私は昨日と今日困っていたのだが、おかゆが言うには、彼女はその時刻表をやぶいてしまったのでこんなのじゃ返せないから今度新しいのを持ってくると言っていたそうな。おかゆは「ええやん、そんなのバスの時刻表ぐらい。彼女(私)には僕が言っておいてあげるから」と言ったらしいのだが、彼女は「いや、新しいのもらってくるから」と言ってたらしい。私は破けた(←方言か?)のでいいから今日使いたかったのだけど。まあこれだけでもネタになったからいいか。
# by warabimochi57 | 2007-07-07 18:36

MAの期限

廊下でたまたまピーターに会ったら「来週は休暇でいないから」と嬉しそうに言われた。「でもその分君は書く時間ができるだろう」「はあ」「その次までには書いとくように」「はい」「修論を」「は?」

しまった、素で驚いてしまった。書いておくようにと言われたのは、勿論次のプレゼン用の論文(というほどのもんはできないが)の話で、ピーターはそれをMAと冗談を言っているのだが「はい、来週中ですね、MAといわずPhD出しますよ」ぐらい言うてやりゃよかった。

誰が2週間で修論書けるねん。2年でも危ない・・・というのは言わない約束なんですが。
# by warabimochi57 | 2007-07-06 22:27

謹製 さつき


by warabimochi57