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普通のチーズ

主に弁当に使うのにスライスチーズを時々買っていたのだが、便利だけどどうも割高な気がしていた。そこである日、もうスライスチーズを買うのはやめて普通のチーズにしようと決意してスーパーに行ったところ、私の思う「普通の」チーズは存在しなかった。そこにあったのは「切れてるチーズ」ばっかし。

なんということだ。私は「切れていない」チーズが欲しいんだよ。「切れていない」チーズはないのか!切れてるチーズはさらに、切れてるのみならず、1箱の中に切れてるかたまりが半々になるように2つのパックに分けられていた。しかもその切れてる1切れは均一なチーズではなくて、チェダーチーズとなんとかチーズの層になって木目みたいなもようになっている。なんで切れてるのにくっついてるのかも不思議だ。

オーストラリアにいた頃、英会話を習っていたおばあちゃん先生たちが「日本人って小さいお菓子の箱に入ってる一つ一つのお菓子をいちいち包みにくるんでるんだよね。何考えてるの?」と言っていたことを思い出した。

自分の普通は世界の普通ではない。それはわかっているけれど、普通を30年ぐらい更新しないでいると自分そのものが普通でなくなってしまうのだな。
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by warabimochi57 | 2010-10-28 14:52 | Comments(0)

贈り物考

一時期、お土産をもらわないように努力していたことがある。もう買って来てくれたものをいらないということはさすがにできなかったけれど、お土産のやりとりにまつわるちょっとした心遣いが必要以上に重くてしんどいので、なるべくお土産やら贈り物はやめてよねと言いまわり、ここでも書いたこともあった。

しかし、この試みは断念せざるを得なかった。なぜなら人間はお土産をくれるものなのだ。それを止めることは誰にもできない。人間が死ぬのを止めることは誰にもできないように。こちらが上げることもたまにはある。100%上げる側の自己満足のためだけれど。

お見舞いは現金のみ受け付けたい。誕生日は全廃したが小さい子どもや年寄りの例外は認める。慶弔のご祝儀やら香典には抵抗がない。お年玉もそうだけど、現金のやりとりはさっぱりしていてうっとうしくない。案外気にならないのは結婚式の引き出物で、今まで迷惑だったことは記憶にない。

学生時代、入院していた先輩のお見舞いに樋口一葉の「にごりえ・たけくらべ」の文庫本をお見舞いに持って行ったことがあった。非常識でもあり今の言葉でいえばKYでもあり一体自分がどういう価値観だったのか見当もつかないのだが、今のようにちょっとした心遣いも負担に感じるようなひねくれ方はまだしていなかったと思う。今自分が入院していたとして、そんなものをくれる人がいたら迷惑を通り越して怒り出すと思うのだが、お見舞いについてはお土産のように悟りをひらくつもりはない。病人に迷惑をかけてはいけない。

結論:最良の贈り物は現金。あとはなるべく割り勘にしようね。
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by warabimochi57 | 2010-10-18 23:11 | Comments(0)

謹製 さつき


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