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違うパン

駅とかデパートの1階なんかに入ってるような、しばしばコーヒーショップを併設したこじゃれたパン屋に入るとき、判で押したように毎回毎回同じパンを買ってしまう皆さん、たまには違うパンを買ってみませんか?

というのも、私は100回生まれ変わっても同じパンを選ぶのではないかと思うぐらい、どこのパン屋へ行っても似たようなパンを買ってしまうのである。これではいけない。

なんていうか、1種類の人生ではなくて別の人生も生きてみたいではないか。かねてそういう思いを温めていたのだが先日、ついに違うパンを買うことを決行した。

カレーパンとオレンジパン。見事に今までのメニューとは違う。強いて言えば、おかずパンを1つとおやつパンを1つ選ぶあたりがなんとなく抜け切れない習癖を感じないでもないが今までの自分にはなかった選択肢である。

やればできるんだよ!ということでいそいそと試食したところ、あまりおいしくなかった。今までと違うとはいえ私の好みとかけ離れたチョイスという訳でもないのだが。

何かの本に「いつもの銘柄と違うタバコを買ってみると禁煙できる」みたいなことが書いてあった。本当かどうか知らないけれど、いつもの習慣への依存というものが人生に占めている割合の高さは相当なものがありそうである。毎回カレーパンとオレンジパンにすることにすればだんだんおいしくなるのか?とも思うが実験してみるつもりはない。

相手がパンでもこうなので、あるタイプの人間に対する感情とかだともっと話がややこしくなるのだがそこには踏み込まないことにして、「いつもの」が「いつもの」であることの安心感、それに対する依存というのはちょっと外から見てみる機会もあってもいいのではないか。

いや、たかがパンの話なんだけど。
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by warabimochi57 | 2009-11-28 20:53 | Comments(0)

最終目標

葬式をしても誰も来ないような人になりたいと常々考えている。とりあえず、年賀状を出さないことから始めようかと思う。

大体、いつもつきあっている人とはいつもつきあっているのだから改めて年賀状を出す必要はないし、1年に1回しかやりとりしない人とはついでにその1回のやりとりも省略しようではないか。

ということで早速全廃といきたいところであるが、オーストラリアのおばあちゃんたちへのクリスマスカードなど儀礼じみた挨拶でも少しは残したいものもある。だから微妙に少し残すかもだが基本的に年賀状は書かないという感じでゆるめにいく。年賀状を書く縛りから離れて書かない縛りにする必要もない。

全ての人間関係をフェイドアウトを前提にしているのであるが、結局のところ人生はフェイドアウトかサドンデスのどちらかしかない。どっちを選ぶこともできないのであれば、フェイドアウトを前提に生きるのはまあまあ妥当なところではないか。

万一サドンデスであるなら、できれば借金を返してからにしてほしいところであるが、こればっかりは神さんというかモヤモヤさん(別名:人生の不条理)の領域なのでいかんともしがたい。

ただねえ、店で売ってるクリスマスカードって高いのよね。日本の柿とかゆずの写真でも撮って手作りのカードにすればオーストラリアのおばあちゃんたちは喜ぶかなあ、などと思うと結局年賀状と変わらない手間がかかる気もする。

フェイドアウトと言ってもなかなかむつかしいものではある。
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by warabimochi57 | 2009-11-25 21:08 | Comments(0)

事例

図書館で出会った子供の顔に見覚えがあった。以前に同じ図書館で「えいごのおはなしかい」なるものをやっていた時、赤とか青とか犬とか猫とかバナナとかの絵が提示されるや誰よりも早くレッドだのブルーだのと叫んで周りをぽかーんとさせてしまう子。聞くとこの子だけが某大手の「こども英会話」に行っているということだった。保育所の年長さんらしい。

今日は、その子とその友達が私の前の机でしゃべっていた。「英語の本借りるわ」なんてことをいい、二人は本棚に行って本を取ってきた。

「ジーニアス大英和辞典」

いやそれ、君らに無理やから。そのほかにも似たようなのを物色して少々うるさい。それを注意しに来た司書の人に「これ借りたい」というと赤いシールが貼ってるのはダメだと断られている。そして「英語の本ありますか」と聞くので司書が絵本の棚に案内すると「こういうのでなくて字だけのやつ」と注文をつけている。

結局、ジーニアスではないけれど小型の禁帯出ではない辞書やらなんやら「英語の本」とはちょっと違うぽいのを自分で見つけて満足して借りていったようだった。


こういうのはかわいいと言うべきところなのだろう。あほくさという言葉が浮かぶのはこっちの根性がねじくれているのであろう。早期英語教育というものの現状はまあこんなもんだろうなと思う。英語だけを世間知よりもずうっと早く習得する必要があるとは思えないけれど、人それぞれだからしたい人に機会があるのなら喜ばしいことかもしれない。願わくは、早くも見栄っ張りの萌芽が見えるこの子の人生が、その親でなくこの子が選択したものでありますように。今は無理だとしても、いずれそうなりますように。

普通に絵本読めよ、なんて「普通」を押し付けてはいかんよなあ。。。めっちゃ押し付けたいけど
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by warabimochi57 | 2009-11-21 01:30 | Comments(2)

謹製 さつき


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