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シンプル イズ ザ ベスト

全然携帯していないのだが帰国後携帯電話を買った。高齢者向けを除いた中ではできるだけシンプルなのを選んだのだが、それでも全く使わないカメラやテレビがついている。ウザい表示やサービスはできる限り削除したり切ったけれど、たまに変なとこを押して間違い電話をかけてしまったり、大事な電話を受信拒否したりもしている。総じてほとんど使っていないのだが、まあ緊急用である。

過日、やはりケータイをほとんど使わない友人と会って、最近買ったという携帯電話を見せてもらったのだが、それは私が買うときに「これはちょっとねー」と選択肢から除外した高齢者用であった。ちなみに同い年の友人なのでまだ40代前半である。

電話とメールと時計と電卓と万歩計ぐらいしか機能がついていない。字は大きく、音は大きく見やすく聞きやすい。カメラもテレビもない・・・つまりは理想的である。これにすればよかったよ!よく考えたら高齢者向けを選択肢から除外する理由は何もなかった。誰向けだろうが、それが一番私のニーズに合っているのだから。

カメラやテレビその他もろもろのウザい機能は、あってもなくてもよいのではなくて、積極的にいらないのである。甘いものが全くダメな上司が買ってくるお土産よりもなお迷惑である。男性用のパンツでも快適そうなら使ってみるのに、私としたことが「高齢者用」を見もしなかったとは実にうかつな話だった。

なるべく安い料金パックにしようとして、2年間は機種変更すなみたいなコースに入ってしまったので消耗するまでは今あるのを使うけれど、次は絶対それにするのだ。願わくは2年後には高齢者向けにもテレビついてたなんてことがありませんように。。。
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by warabimochi57 | 2009-03-29 20:42 | Comments(6)

異状なし0903

肺がんの手術から丸三年、今年もCT検査を異状なしでクリアしました。

万一再発したら本を書こう、面白い闘病記が書けるかもしれない、などとバンザーイの姿勢をしながらCTの機械に乗せられてウイーンと動かされているときは考えていた。廊下で待っている時には、まだベビーカーに乗っている子供が診察券を首にかけて、ヤンキーぽいお母さんに押されて行った。窓口で何度も何度も名前を確認するためにフルネームを言わされるのに、直立不動で答えているおじいさんやら、自分の名前が答えられないおばあさんやらもいる。

運動すると息切れすることはあってももうほとんどなんともない状態でかるーく検査を受けて帰れる僥倖が、今現在闘っている人を目の当たりにすると申し訳ないような気になる。でも自分もいつまた何がどうなるかわからない。学業や仕事をこの後どうするのかまだ何の目処も立っていないのだけれど、体のほうが順調であればなんとかかんとかぼちぼちやっていけばいいだろう。ともあれ、また一年生き延びた。あと二年、この調子でいければ「完治」ということになる。がんになってから、人生が長い。
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by warabimochi57 | 2009-03-23 22:17 | Comments(0)

地域限定

BBCといえば、いわずと知れたびわこ放送である。滋賀県人にとっては。

先日、BBCの番組で近江八幡市の左義長まつりが中継された。1時間半か2時間ぐらいその祭りを延々中継して地区ごとに趣向を凝らした山車もいちいち詳しく紹介される。

大きなアンモナイトを模った山車があったのでインタビュアーは早速、その山車の責任者に「このアンモナイトにはどういう意味があるのでしょう?」と尋ねた。責任者のおっさんは「さあー。いやーわかりません」と答えている。

いいなあ。何も答えられない責任者。リアリティもあるしそのおっちゃんもさあ、知らんでえ、という感じで楽しそうにしている。NHKあたりだったらこんな適当なインタビューはなくて、生中継でも事前に練習とかするんじゃないだろうか。

しかし昨日はNHKのローカルニュースも泣かせる話題を提供していた。他の地域でも放映していたかも知れないが、ブルートレインが最後に走った日に米原から大阪まで運転した運転士さんの話である。

ブルートレインに乗りたくて運転士になったその運転士さんの最後のブルトレ乗務をたんたんと追い、静かに見せる。うちの親なんかはかぶりつきで、「ほうやなあ、ほうやなあ」などとテレビに相槌を打ちつつ、涙を流さんばかりに感情移入していた。

こういう泣かせようとして作ってあるものに泣かされるのは悔しい。悔しいのは悔しいのだけれど、それがローカル放送だと思うと、なんか地域限定のおまけが付いてたようなちょっと嬉しいような気もしないでもない。
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by warabimochi57 | 2009-03-17 22:55 | Comments(0)

(追記:
これはウグイスではなくてヒヨドリでは?というご指摘をいただいているんですが、だんだんそんな気がしてきて写真を見るとウグイスにしては大きい。実は私も最初ヒヨドリかなと思うたんですがヒヨドリにしては小さいしギョーギョエヨと鳴いておったのです。しかし鳴いておったのはこいつではなくてウグイスでそれはどっかに隠れていて私はこれが鳴いたと思うて写真を撮ったのかもしらん。そして今日は間違いなくヒヨドリが同じ木に来ていました。ううむ。梅にうぐいすを激写したと思ったのに梅にヒヨドリだったのか?私にはこの鳥が鳴いたように思われたのだけど。)


うちの紅梅が咲いたるし写真でも撮っとこかいなと見ると、なんか鳥がいる。

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ギョーギョエヨ♪

ギョーギョエヨ!?うぐいすやん!うぐいすのまだよう上手に鳴きよらんやつや!ということで、梅にうぐいすを激写したのだが、いかんせん逆光である。

しかし近所の神社の白梅も満開でしばらくはうぐいすさんが現れるのを待ったりして楽しめるかもしれない。
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by warabimochi57 | 2009-03-15 16:48 | Comments(0)

ねえやん

自分の兄でもないのにいとこのお兄ちゃんを「お兄ちゃん」と呼んだりするのは、ご近所やら親戚関係の濃密な田舎にはよくあることで、たとえば父方の一番上のいとこは、自分の弟妹だけでなくいとこ全員から兄ちゃんとかお兄ちゃんと呼ばれている。

近所に住む、父のいとこであるおじさんを父は「にいやん」と呼ぶ。

その父や、おば達が子供だったころ、「ねえやん」と呼んでいたおばさんはもう80代も後半になる。法事が終わったあとの供養の膳で、私や母らは敬愛の念もこめて「おばさん」と呼ぶその人を、おばは幼いころの呼び名のまま、より親しみのある「ねえやん」と呼んでいた。(何度か触れているように、うちの地方では「おばさん」「おっさん」は親しみがこもった尊称であって蔑称ではない。)

兄やん、姉やんのほかに、名前に「やん」を付けて呼ぶのも父の世代ではまだ一般的だったし私の友人にもたまにいたけれどもさすがに一般的な呼称としての「兄やん」「姉やん」はうちの世代では払底してしまった。

兄ちゃん、姉ちゃん、兄さん、姉さんに比べて兄やん、姉やんが古臭いとかダサいという根拠は全くないのだけれども、ともかくそれは一世代ぐらいでほぼ完全に消えた。

基本的な親族名称の「お父さん」「お母さん」が非常に短い期間で「パパ」「ママ」に取って代わられたのは、「言語は変化する」という原則から見ても珍しい事象ではないかと誰か(田中克彦だったかな?)言語学者が一般向けに書かれた本で読んだ覚えがあるけれどもまだ「お父さん」「お母さん」という語彙は生きながらえているが「にいやん」「ねえやん」は瀕死、棺桶に足を突っ込んでいるといえよう。

にいやん、ねえやんという語彙があったし、今もその意図するところとニュアンスを記憶している人はいるという記録のためにこれを書いておこう。
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by warabimochi57 | 2009-03-09 18:27 | Comments(0)

吸収される町

しかしあれですな、東京地検特捜部というのにいっぺん睨まれてみたいもんですな。恐いやろなあ。どうしたらええんやろ。こっそり政治献金したらええんかなあ。

夕方のローカルニュースでここら辺が来年の1月1日付けで合併して県下で人口にして二番目の市になるという話をしていた。

うちの町の議会はまだ賛成してないんだけど町長は合意している。町民アンケートでも反対が多いけど大勢には逆らえないだろう。

ここらの町は弱小なので近くの市に吸収合併されるわけだがなんか軍門に下るような気がする。近くの市の方だって好きで合併したい訳ではなく、なんだかんだ口実をつけてこれまで引き延ばしてきているのだが、税収が財源の4割に満たないような(確認してないけど)ちっこい町や市が国の意向に逆らうのは難しい。

アーリアの故郷のように、昨日までルーマニアだったとこが今日からモルドバになるとかベルリンの壁が崩れて政治体制が変わる訳ではないけどなんだか自分の生まれ育った故郷とは違ってしまうような気がする。

実際のところはのどかな山並みも野鳥の集まる田畑も湖も、昨日に続く今日であって、さかしらな人間の線引きに何ほどの意味がある訳でもないんやろけども。まあ議員の数が減るのはええことではあるやろなあ。

週末の法事に備えて片づけが忙しい。法事が終わったらちょっと一息やな。
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by warabimochi57 | 2009-03-04 22:29 | Comments(0)

大根餅

笠地蔵が置いていった大根がたくさんあるので大根餅を作る。アデレードのチャイナタウンでシミーとアライヤスと食べた大根餅は極上の美味であったことよなあと思い返しつつ、アンチョコは例によって檀一雄の「檀流クッキング」である。

「檀流クッキング」には豚の背脂を使うとあるのだがそんなものはないのでこれで代用する。
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しかしこれだけもらって何も買わないのもあれなのでベーコンを購入。前回は大根だけのプレーンな餅にしたのだけれど、今回は

1. ベーコンとピーマン
2. チーズ

の2種を具に使ってみた。簡単に手順を書くと

大根をゆでてすりばちでつぶし、上新粉とまぜて、蒸して、さらにそれを切って焼くというもの。大根1/5ぐらいに上新粉500g、ひたひたのお湯でゆでたゆで汁でたねを作る。たねにはごま油と塩、コショウもいれて蒸しあがったものをフライパンで焼きラー油とおしょうゆで食べる。

ほんで、檀一雄のレシピを読んでると非常に簡単にできそうに思われるのだが、正味2時間ぐらいはかかった。蒸すのに1時間近くかかり、500g作ると2回に分けないと蒸せないので。

開発途上なのでできたものの写真とかはないんですが(面倒なので撮らなかったのだが)ベーコンとピーマンの具は彩りがよくていい感じになった。チーズは溶けてしまい味もわからなくなってしまったがボリュームが出る。

なんでもラー油かけたらそこそこおいしく感じてしまうのだが、まあまあおいしかった。しかし微妙にぱさぱさ感が残り、チャイナタウンで食べたようなもっちり感にはまだ及ばない。

たねは5本ぐらいの四角柱にしてラップにくるみ冷蔵庫にしまった。これをすいとんにしたらおいしいかもしれない。ともあれ、もう少し研究を続けたいと思う。
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by warabimochi57 | 2009-03-01 22:52 | Comments(0)

謹製 さつき


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