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おでん

実家から車で2分ぐらいのところにセブンイレブンができた。

今までも車で10分もいけば国道沿いにいくつかのコンビニがあり、母もコンビニがどういうものかは勿論知っていたのだが、滅多に利用することはなかった。近くにできたものの、やはりもうちょっと足を伸ばして買い物はスーパーでするだろうなどと近所のおばさん達と話していたところ、母よりは少し若いおばちゃんの一人が「でも、おでんはスーパーで買うより安いかもしれない」と言ったという。

そこで母は一体セブンイレブンのおでんとはどんなものなのか、次の機会に気にしてみたところどうも見当たらない。しかし、店を出ようとする時になって目当てのおでんがレジの横でぐつぐつしていて具を一つずつ買うこともできることに気が付いた。

母のイメージでは、おでんはパックに入っていてお惣菜コーナーにでもあると思っていたので、レジのすぐ横で、具をばらばらに買えるということにおおいにびっくりして、なるほどこれなら家に腐るほどある大根を買わずにちくわとはんぺんにおつゆだけ付けてもらっても買えるではないかとおおいに感心して帰ってきたらしい。

お母さん。今の日本にセブンイレブンのおでんの仕組みを知らん人がおったんか!とこちらが驚いてしまった。

平穏な年の瀬です。
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by warabimochi57 | 2008-12-29 16:47 | Comments(0)

仏具を磨く

昨日無事戻り今日は親に手伝って仏壇の掃除をしたり仏具を磨いたりしていました。

香炉やら花器やら蝋燭立てやらの置き方並べ方などを覚えておいて欲しいと親が言う。仏壇の維持管理ちゅうななことは考えたこともなかったけど親の代が済んだら仏壇ほったらかしというわけにもいかんわなあ。。。

年末になると亡くなった祖母がいつも、いつ磨き物をするのかというのを気に掛けていた。本人が元気なうちは、孫に手伝わせたりして張り切ってやっていたのだが晩年はいつやってくれるのかと繰り返し聞いては父や母を煩わせていたらしい。亡くなった人の話をして笑いながら仏具を磨くのは何よりの供養に思われる。

お仏壇も綺麗になりました。無事に故郷で穏やかな正月を迎えられそうです。

合掌
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by warabimochi57 | 2008-12-29 00:05 | Comments(2)

次の手続き

昨日移民局から手紙が着いた。

「9月2日に申請を受けたビザの件ですが、下記の書類を出してくれないと次の手続きに進めません」

私、その書類確か出したと思うんだよね。つーか、次の手続きってあんた。わしもう明日日本に帰るねん。今から手続きしていただいても遅すぎるちゅうかもうそのビザいらんわ。

でもまあ、移民局が通り道だったので全然意味ないけど一応出せといわれた書類を書いて(名前と連絡先ぐらいだったので)「もういらへんのやけど」といいつつ出してきて、いらんことしてたらまだ荷物もできていない。

最後はいつもこうなるんよなあ。バタバタして。でも今回は引越しで徹夜になってないだけよしとしよう。

それでは、これでこっちからのアクセスは最後になります。気ぃつけて帰りますよってしばしごきげんよう。
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by warabimochi57 | 2008-12-24 19:11 | Comments(4)

ブラックウッドのパンクなめんめん

ブラックウッドは(PNG人の)ママの住む街で、昨日はママのところに挨拶に行ってママの奢りでイタリア料理をごちそうになってきた。

末娘のティーナがいて話をしたりテレビを見た後レストランにいく段になってティーナは急につむじを曲げて行かないと言い出したのでママと二人で行くことになった。そういうところ、ティーナは少し子供っぽい。ジニーは相変わらず以前のジニ彼と一緒にいるそうな。ママの娘、息子たちはみなフレンドリーでつきあい易い中でも、私は落ち着いて穏やかなジニーが好きなのだがこればかりはママや姉妹達でも口出しできないのだから仕方ない。

ママのうちはコアラも出るよという山の中腹なので鳥さんもいろいろいるのだが、昨日記念にぐるっと一回りした限りでは、高い高い上のほうになんとなくパンクぽいめんめんがいらして例によってブレブレしか撮れていないのだけど記念に載せておく。

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ママにごちそうになったおかげで今日は昼過ぎまでお腹一杯だった。ママもどうぞお元気で、働きすぎはれんように。また遊びにきますしね。Lukim yu!(さようなら)
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by warabimochi57 | 2008-12-21 19:50 | Comments(2)

That's life. (アーリア宅訪問記)  その2

(前回の続き)

アデレードで右目の、メルボルンで左目の手術を受け、右にはアメリカ製の左にはオーストラリア製の義眼を入れて視力を回復し、この地に永住する心を決めたアーリアが初めて手にした英語の本は「赤毛のアン」だった。地域のコミュニティセンターの会話教室で出会った先生のフェイがその本にはもっとたくさん続きがあるんですよと図書館に連れて行ってくれたという。以来十数年、アーリアは会話教室のもっとも熱心な生徒であり続けた。昨今では生徒の大半を占める韓国人のお母さんたちがついつい韓国語で会話をすると「ここは英会話教室なのに」と不平をもらすのをしばしば耳にした。

96年にウィーンを訪れたのが、人生で雪を見た最後だった。故郷を遠く離れ、おしゃべりなアーリアの話をいつも黙って聞いてくれた夫は5年前に亡くなり今は一人で暮らす。失明することも異国の地で手術を受けることも、そして恐らくは人生を全うするだろうことも思いもよらないことだった。That's life. とアーリアは言う。

身辺はいつも綺麗に整頓して自分のことは自分でしているが最近になって電子レンジを使う以外は自分で料理することはやめ、近くに住む息子の家族とボランティアの世話になることにした。12月に入ると物置から小さなクリスマスツリーを出して飾り付ける。日本は冬で寒いだろうからということで、私には温かいガウンとお腹も隠れる巨大なパンツを3枚用意していてくれた。

私の巨大なお腹もすっぽり隠れるパンツは余りにも巨大なので、ゴムのついたパンツを履くと足の付け根のところがソーセージみたいに絞められて充血してひどいことになるお肉もクリアして快適な履き心地である。この生地だけで普通の若い女性が履いているパンツの4枚分は取れると思うのだが、どうしてアーリアはこの巨大なのを選んでくれたのかはわからない。

杖をついて門のところまで送ってきてくれたアーリアに100歳になったらお祝いに来ますからね、というと、Maybe, maybe not. さあ、どうだかねと言い、そして最後にささやくように「子供を作りなさいよ」と言われた。え、子供ですか。それはたぶん。。。無理、とはいわずにMaybe, maybe not.と返して別れの挨拶をする。

元気でね、長生きしてくださいね。God bless you. 不信心の者の言葉も神様は許してくださるだろう。アーリアが100歳になる日までは私も元気に生き延びてお祝いに来ることができますように。
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by warabimochi57 | 2008-12-20 11:57 | Comments(4)

That's life. (アーリア宅訪問記)  その1

1922年2月1日、ロシアとルーマニアとの国境に近いバサラビアの小さな町でバレンチナ・クトボイはドイツ系移民の父とウクライナ系の母との間に生まれた。母はロシア語の愛称のワーリャを好まず、ValentinaのVを抜かしてアーリャと呼ばせた。

国境に近いバサラビア地方は大国に翻弄されある時はロシアに別の時にはルーマニアに併合される。現在、アーリアの故郷は独立したモルドバとルーマニア、ウクライナの三国に分かれているという。

ルーマニアのヤシ大学で医学を学び、在学中に軍医であった夫と結婚、一男をもうけて息子も医学の道に進み、社会主義下のルーマニアで物資は不足しながらも平穏な生活を営んでいたアーリアの生活はしかし1986年、チェルノブイリの原発事故で暗転する。被爆したアーリアは視力を失ってしまったのである。

オーストラリアに移民して手術を受けることを決意したのは医師の息子で当時64歳のアーリアはオーストラリアといえばカンガルーがいるんでしょう、ぐらいしか知らず、夫ともども英語は全く話せない状況だった。母語はロシア語、ルーマニアの治下にあってルーマニア語と学校ではフランス語を学び、またウクライナ語や近隣の少数民族のことばも理解する多言語話者のアーリアはしかし、英語を話す日が来るとは夢にも思ったことがなかったという。(この項続く)

プーシキンの詩を解説するアーリア
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by warabimochi57 | 2008-12-19 19:21 | Comments(0)

ぐるぢい。。。

苦しい。。。飲茶で食い過ぎた。

今日はシミー&アライヤスとチャイナタウンで飲茶をお昼にしたのだけれどうますぎる。食べ過ぎて腹が重くて動けない。この量、この味でこの値段は安いのだがこんなとこをもっと早く知っていたら激太りしていたに違いないので今まで知らなくてよかった。

中でも大根餅(Chinese radish cake)が絶品でおかわりする。これ確か「檀流クッキング」にレシピがあったよなあと思って「檀流クッキング完全再現」というサイトで見てみたらやっぱりあった。

日本に帰って(忘れなければ)作ってみるのだ。たぶん。その後彼らと別れて少しお土産を見て、さらに駅まで足を伸ばして8年ぶりぐらいでカジノに足を踏み入れた。

時間があれば帰国までにリズたちと来るかもしれないのだが今日はほんの下見さ。というわけでほんのお子様レートで8年ぶりにブラックジャックで遊んで10ドル、今のレートだと620円ぐらい勝ったところで帰ってきた。元手がないから大勝負はできないですにゃ。

はふー。アデレードもあと一週間。荷物片付けたりせにゃあかんのやけど。
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by warabimochi57 | 2008-12-18 14:44 | Comments(0)

さようならアデレード

渡豪直前に手術を受けて田舎の実家でしばらく療養していたせいで、初めて着いた日にはこの小さな地方都市のアデレードが大都会に思われた。

その日に学校に挨拶にいって、エレベーターに乗ったらいきなり階の途中でエレベーターが止まり閉じ込められた。緊急電話でサービス会社の人と話して「閉じ込められているんです」と今よりももっと片言の英語で訴えるとのんびりと「なんか読む本持ってますか」と言われた。

No worries. 北海道弁の「なんもだぁ」というニュアンスに近いおおらかな挨拶にもなじみがなく、何よりも強烈なオーストラリアアクセントで何言われてるのかさっぱりわからないことが多かった。

思い切ったというよりは単に無謀な留学生活の始まりだったのだが、予定を少し超えて2年と5ヶ月弱の滞在を振り返ると、やはり一番に出てくるのはよくぞ生き延びたという感慨である。

肺がんが幸いにも早期発見され、手術を受けて後5年の経過観察はようやく半分を過ぎたのだけれど、当初はここまで来られるかどうかも自信がなかった。いつも「もしも再発したら心の準備しとかにゃ」と悪い方へ考えるようにしていた。

まだまだ油断はならないけれども、「ああまだ生きている。生きてこの街を歩いている、生きて本読んでる、生きて恋をしている」という強い実感はそれを知らなかった健康で元気いっぱいの時よりももっと深く鮮烈にこの美しい街の印象を心に刻みこんでくれたように思われる。

いやまだ、あと10日ぐらいあるんですが、この後は色んな人と食事したり挨拶したり荷物片付けたり送ったりバタバタして落ち着いて書けないといけないので、今のうちにアデレードに挨拶しとくことにしました。

アデレードとそこでお世話になった皆さん、ありがとう。できることならあと半分、それ以上に生き延びてまたお目にかかれる日が来ることを願っています。

ちゅうことで、そろそろ机片付けなあかんなあ。。。
(ブログ更新はまだこっちでもすると思います。とりあえず今日はご挨拶ってことで。)
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by warabimochi57 | 2008-12-16 18:05 | Comments(0)

こんなんありました。

カエルさんやと思うんですが。

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カエルさんてしっぽあったっけか。
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よく見るとボールペンと書いてあり
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君ボールペンやったんかい。
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お土産売り場に目が行くようになってきた昨今のできごとでした。
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by warabimochi57 | 2008-12-13 16:00 | Comments(0)

time to say goodbye

ピーターのオフィスのドアには読みにくい手書きの文字で「ほなわし夏休みに入ったし。1月8日まで出て来えへんのでよろしく。メリークリスマス」という紙が貼り出された。昨日帰る前につかまえてほんの一言、お世話になった挨拶だけはできたのだった。

修士論文を提出しました。2年と5ヶ月にわたる羞恥プレイ、いや違った大学院生活に終止符を打って日本に帰ります。

まだ審査前の論文を出しただけなので、この後審査を受けて、それが通ったとして手直しをして最終版を製本して提出、というところまでやってさらに卒業式に出席(しなくてもいいが手続きは必要)して初めて修士号が取得できるので修士号の取得は早くても来年の3月、もしくは8月になる。しかし今の段階でやることは全て終わり、大学院センターの窓口から「論文受け取ったよ」という紙をもらってきた。

ここ半年は1日の半分以上コンピューターの画面を見て過ごした。必ずしも勉強ばかりしていたわけではないが、ふと顔を上げるとアデレードでお世話になった人々に別れの挨拶をする時間になっていた。なんや、かぼちゃの馬車が来たような心境やなあ。

皆様、長い間のご指導ご支援ありがとうございました。心より篤くお礼申し上げます。
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by warabimochi57 | 2008-12-12 15:55 | Comments(8)

謹製 さつき


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