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想定外

実は私こないだ、教授の車で学校に行きました。朝、学生アパートの玄関を出たら駐車場に知らない車が入ってきて、なんか見覚えある薄い頭の人が運転していて、げげっなんでここに教授が?とびっくりしていたら、教授は隣の車屋に用事があって来たのでした。で、同乗させてもらって

「君は車は持たないのか」
「はあ、まだ今のところは・・・」
「隣にロールスロイスが売っているのに買わないのか」

買えるかあっ!と突っ込みたい。突っ込みたいけど相手は教授・・・しかし、相手がタイミングよくボケてくれてるのに突っ込まないというのは関西人としてどうなのか。

思えば私はこの人の学問的業績に心酔して(というほど実はわかってないけど)ここへ来たのでした。トクピシン界(マイナーな界ですが)の第一人者というのはどんな人なんだろう、おじいちゃんだろうか、尊大な人かも知れない、うまくやっていけるだろうかなどなどいろんな人物像を想定していたけれど、まさかツッコミのタイミングに悩むことになるとは。

しかし適確に突っ込めないというのは関西人としてのアイデンティティに関わる。ああ言葉ができれば。英語さえできればぴったりのタイミングで「なんでやねん!」と返せるのだ。これはますます英語に精進しなくては。

なんかどっかで何かが間違っているような気もしないでもないのだが。
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by warabimochi57 | 2006-09-30 17:31 | Comments(4)

ひよこ豆1キロ

昨日締め切りのレポートは夜中の12時にメールで提出してその後爆睡した。次は今度のワークショップに行かせてもらう申請書を書かないといけない。旅費を援助してもらうので、なぜ自分がこの会議に参加することが重要なのか、とか。旅費のほかに資料など必要なものがあればそれも100AUドルまで買ってもよいという。着ていく服がないんですけどそれは買ってくれないでしょうか?服と靴とかばんを全部合わせて100ドル以内で抑えられるんですが。

さて、今日はインド人のマダムにひよこ豆の料理方法を教わってきたので、さっそく近所のスーパーでひよこ豆を1キロ買ってきた。1キロもいらないんだけどそれしかなかったので。まずは1カップ、今晩は水につけておいて明日はゆでてカレー味のおやつに仕上げるのです。

甘い物が全く口に合わず、スナックの類は高いので自分のおやつは自分で工夫しなくてはならない。パンにマーガリンやらジャムをつけて食べるのもいい加減飽きてきたのでひよこ豆にはおおいに期待している。
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by warabimochi57 | 2006-09-29 16:57 | Comments(2)

悪筆

教授の英語が聞き取れないよりもっと大変なのは彼の手書き文字が読めないことである。

普段はせいぜいメモ程度なので、「ほらこれ読め」みたいな感じでメモをくれても、有名な本の名前とか人の名前なので推測がつく。ところが今回は、2行ぐらいのコメントを原稿に書き込んでくれたので、なんとか判読しなくてはならない。

ぶつぶつ言いながら書き込んでくれたので、そのぶつぶつを懸命に思い出そうとしたのだが、どうにもならず、外部に出す締め切りが迫っているので仕方なく

「すみません、どうしてもこれ読めないんですけど」とお伺いにいったところ、またぶつぶつ言いながらしかしゆっくり聞き取れる英語で読んでくれた。

そのぶつぶつがまたうまく聞き取れなかったのだが、推測するにけっこう時々お伺いに来る人がいるんだろうなあ。

教授の手元には、フィールドワークの成果なのか、自身の手書きの原稿が山になっていて彼はそれをパソコンに打ち込んでいた。あれをすばやく読んで打ち込めるのは本人しかいないだろうと確信する。
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by warabimochi57 | 2006-09-27 19:42 | Comments(0)

シドニーで発表するらしい

私が。来月。

シドニー大学の言語学科が主催している小さなワークショップに行かせてもらえることになり、今日急に発表の概要を書いた。発表ってもまだ何も研究してないのに。それどころか英語もできないのに。

副指導教官の先生が学生の旅費の補助なんかを仕切っているのだが、今日そのことについて教授と3人で打ち合わせした。打ち合わせなのに私が英語ができないので会話が止まる。しかし今、この会話が続かないのによそで発表ができるんですか?という心の声は誰にも届かず、研究計画を発表して来いということで行かせてもらえることになった。

言葉が片言の何も研究していない学生に発表させるというのは懐が深い。こうやって育てられるのかあと感じ入る。

でも・・・なに発表するんだろう??
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by warabimochi57 | 2006-09-26 19:34 | Comments(2)

だめじゃないか

教授は帰ってきて、私が「こんな感じでレビューを書くつもりです」と見せた文献のリストを一瞥して「だめじゃないか」と言った。

「僕の名前のてんてんが抜けている」

これちゃんと表示されるのかな。こんなの「ä」とか「ü」こんなの。彼はドイツ人なので、ウムラウトっていうんですか、名前にてんてんがついているのです。

ええがな、そんなもん、どっちでも。後でちゃんと直すに決まったるやろ、なんて言えるはずもなく、「すすすすすみません(てゆーか内容はこれでいいんでしょうか?)」

という感じで教授とともに私にとっての厳しい状況の日々も帰って来た。私の指導教官はM教授です、というと反応は二つに分かれる。

「ああ、あのもごもご話す先生」もしくは「うわっ、いいね。彼ってすごく面白いよね」

そうです。彼はもごもご話す面白い先生なのです。ふう。
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by warabimochi57 | 2006-09-25 19:53 | Comments(2)

野菜名などについての追記

以前に「指導教官と学生のワークショップ」で野菜スティックをかじりながら教授に野菜名を教わった話を書いたところ、「きゅうりがグルケンというのを覚えた」というメールやらまた「ロンボ(赤ピーマン)は赤とうがらしでは?」というご意見もいただきました。

で、下記の独立祭できゅうりを食べながら「これはグルケンでしょう」と言ったところ、「いやそれはグルケンではなくてキューカンバで、グルケンは別の野菜だ」と言う人がいました。

同じ滋賀県でも北部では「なんば」は唐辛子なのに南部ではとうもろこしを指すぐらいだから地域差やら世代差なんかもきっとあると思います。

そういえば赤唐辛子についてはケアンズのママたちは「チリ」と言っていたので、ロンボとチリを区別しているのか、あるいはこれも地域差かもしれません。

いずれにしても野菜名は単に教授がそう言っただけで、他にもいろんな可能性があると思いますのでご了承ください。

独立祭では伝統食が供されて、「カカルック(鶏肉)ください」とかせっかくトクピシンで話しているのに、まさか日本人の女の子(たぶん若く見られていると思う)がトクピシンを話すとは思いもよらない状況でそういうことをいっても、ものすごく訛りの強い英語だと思われて何度も聞き返されたりしました。トクピシンだとわかると一転して大喜びしてくれるのですが。
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by warabimochi57 | 2006-09-24 14:57 | Comments(0)

PNG独立31周年祝祭

パプアニューギニアの独立31周年(9月16日)のお祝いがアデレードでは昨日ありました。暗くてうまく撮れなかったのですが、ちょっと雰囲気だけこんな感じ。

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夕方6時からとプログラムにはあったのだけど、会食が始まったのが7時半ぐらいか。余興は8時からの予定が9時ごろから開始。日本だったら子連れのお母さんたちがお先に帰る時間、誰もそんなことに構う人はなし。パプアニューギニア各地の歌と踊り(シンシン)は美しいものやら勇壮なのやらが披露される。私の先生(日本の)がフィールドワークに行っているシンブー地区の勇ましい踊りには「あいつら踊りに来たのか戦争に来たのかどっちだ?」

私がお世話になっているママは最初から最後までイベントを仕切っている。公務員なので主催者ではないけどやらなきゃならない、みたいなことを言っていて前日も朝の2時まで準備していたとか。

そういう事実上の主催者にくっついていたせいで、私もイベントの最後まで見届けることになったのだが、実に朝の2時まで音楽をがんがんかけて踊りがやまなかった。若者だけでなくおばあさんとかおばさんとかも踊っていて、子供達は親のおしゃべりやら踊りやらが尽きるまでつきあわされる。昔、お盆とか正月に子供達も遅くまで遊んでいても叱られなかった感じだろうかとも思うけど、別に誰も気にしていないだけかもしれない。

そしてママやら関係者がテーブルやらごみを片付けていても誰も手伝わずにおしゃべりに興じている。こういうところ、誰かが片付け始めたら皆が手伝わずにはいられない習性が身に付いている私には落ち着き悪くて仕方ない。そしてママを含む主催者達は皆高齢かそれに近い人たちで、そういう人々が2時まで片付けているのに若者はみんなほっといて先に帰ってしまう。

主催者が全て責任を持つ、という文化なんでしょうね。英会話教室でも、机が汚れていたのを先生が拭こうとしたのを私が「あっ、私がやります」みたいなことを言ったら、いやこれは場を提供する先生側の責任だからといってやらしてくれなかったこともあったし。でもみんなでぱっぱと片付けたら早いのに、とつい思う。

片言のトクピシンはみんなに激しく驚かれ賞賛される。日本で勉強しただけでまだPNGに行ったことがない、教えてくれた先生は日本人だということでまた驚かれさらに絶賛される。ほめられるのは嬉しいけどこの程度で賞賛されるのはあまりに恥ずかしいので却って焦る。

ママに送ってもらって帰宅したのは3時。疲れました。でもママの娘の一人はその後朝6時から仕事だそうです。パプアニューギニア人、パワフルすぎるぞ・・・
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by warabimochi57 | 2006-09-24 11:26 | Comments(0)

パドックと瓶ブラシ

(追記)下にのばらさんがコメントで付けてくださったリンク先を貼っておきます。
ブラシの木の写真

唯一私より英語が下手、というかまるっきりできなかった、英会話教室で知り合った女の子は日本に帰ってしまった。その人はエステシャンだということで、非常に綺麗な人だったので私は是非次の機会には綺麗になるこつを聞いて来週ぐらいには垢抜ける予定だったのに。

英会話教室では来週遠足を予定していて、ガラス工場を見学に行くということだが残念ながら私は学校があって行けない。移民のおばあちゃんやら暇人のマダムたちとのんびりおしゃべりする時間もそれはそれで見聞を広めることにはなっているのだが。

今日はその教室で「パドック」という単語を知った。パドックといえばそれは競馬場にあるものだと思っていたのだが、そこら辺で馬やら牛なんかがいたり穀物が干してあったりする原っぱもパドックであるという。私だけがそれを知らなかったので、教室の後先生の車で、ルーマニア人のおばあちゃんを送りがてら、パドックを見に連れて行ってもらった。見に行くといっても道々広がっている景色がすなわちパドックな訳で、馬や牛がのんびりしているだけなのだが。

そしてもう一つ、この季節にいたるところで見かける、赤い実をつけた木の名前を尋ねたらそれは「瓶ブラシ」だよと先生は言った。言われてみれば、それは本当に瓶を洗うブラシにそっくりでオーストラリア人はきっとこの木の実で瓶を洗っているに違いない。写真を撮るといいのだが、実際私の部屋の窓の目の前にもこのブラシが大量に実をつけているのだが、天気が悪いので写真はまたにしようと思う。

宿題は捗らない。教授は帰ってくる。来週は少し厳しい週になりそうな予感がする。
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by warabimochi57 | 2006-09-22 17:00 | Comments(3)

そこまでやるか

最近知り合った韓国人留学生は、英語が学びたくて来たのでクラスメートが韓国出身だとわかると自分はマレーシア出身だと嘘をついているそうです。

同じ地域の出身者で群れてはいかんとうちの教授も言ってたけど、そこまでやるか。

韓国人も日本人もそれなりにいるけれど、ほっといたら母語だけで生活してしまうほどたくさんいるのは中国人だけだと思う。そしてあんなにいつでも中国語をしゃべっているくせに彼らは英語もうまい。

まあ周りじゅうで私より英語が下手な人は、英会話教室で知り合った日本人の女の子だけなので何を聞いても上手に聞こえるのだが。

今日も”How long have you been here(ここへ来てどのぐらい)?”という、こーんな簡単な質問に"2 years."と答えてもうた。あほすぎる。

その子はこんなにあほじゃないし、私よりかはずっと流暢に英語もしゃべるので(でも他の人よりは少し拙いときもある)もう少し気楽にしててもええんちゃうかと思うんやけど、余計なお世話やろなあ。
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by warabimochi57 | 2006-09-21 19:26 | Comments(4)

ラジオで新聞を聞く

ラジオアデレードでは毎日、その日の新聞を朗読するという番組をやっている。これを録音して新聞を買うとテープ教材(私は今もカセットテープを使っている。テープは実は良いものだということを前に日本でフィールドワーカーの先生に教わった。)ができあがる。

その番組を聞いて録音して新聞を読むということを始めた。いかにも役に立ちそうな番組なのだが、実際これは手応えがある。特に極力テレビを見たくない私には非常に有り難い。2時間以上やっているので一日録音すればかなりの量になり、必ずしも毎日録り続ける必要はない。そのあたりも気まぐれな私には結構なことである。

今朝は味噌汁を作りに台所へ下りたら中国人の青年がおかゆを作っていた。おかゆは別にかっこよくないのだが、自分の食文化を維持しているというのはなんとなく好感が持てる。という訳でその青年のあだ名は「おかゆ」に決定した。

ちなみにマレーシア人のケルビンは「ぎょうざ」、オーストラリア青年は「瓶詰め」と心の中で呼んでいる。フランベを作ったティムはしかし「フランベ」とは呼ばないのだが。
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by warabimochi57 | 2006-09-20 19:07 | Comments(2)

謹製 さつき


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