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メリカ!

語学の発音練習をするのに、自分の声を録音してみる。たびたび試みるのであるが、自分の発音がなんとなーく悪いのはわかっても具体的にどこをどう直してよいのかわからなくて挫折する、ということをいつもやっていた。

ところがですね、ふと気づいた。CDを聞くからいかんのだ。

最初にCDを聞いてそれをお手本に真似たのを録音すると、今のお手本を真似るからたまたまうまく発音してたり、イントネーションやらアクセントもちゃんとしてたりする。それでは自分の発音のでたらめさが顕著に出ない。

そうではなくて、まずCD教材を聞かずにテキストを自分が音読するのです。わからない単語が出てきても、でたらめ読みで朗読してそれを録音する。然る後にCDを聞いて自分のと比べる。これならいかに耳が悪い私といえどもその差は歴然!だいたいネイティブと話すときだって事前にお手本の発音練習をしてもらえるわけではないのだ。

そうすると簡単な単語でもアクセントの位置を間違って覚えていたり、そもそも発音を覚えていなかったりということがあるのに気づく。第二音節にアクセントがある語を発音するのにいつも第一音節が強すぎる、なんてことにも気づく。たとえば私はAmericaという単語がうまく発音できないんですが、第一音節が強すぎるんだなーってことで気分的には「メリカ!」と発音すると、おお、それっぽいではないか。(言語学を勉強している人は真似してはいけません)

これも自分の耳で聞き分けられるとこまでって限界はあるんですけどね。面白いのでもうちょっと続けてやってみます。

問題点は一つ、この自分の声の音読テープって実際、聞くに堪えないのです。それはもう。で、音楽が苦手な私でも思わず綺麗なメロディの音楽を聴いて口直しならぬ耳直ししてしまう。ま、綺麗な音楽も聴けて一石二鳥やな、ということにしとこうかな。
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by warabimochi57 | 2006-05-30 15:40 | Comments(0)

山椒ティー

山椒の実と葉っぱやら茎をよりわける、というひたすらめんどくさい作業をしていたところ、山椒の香りというのはミントに似ているし、この葉っぱはもしかしてハーブティーになるのでは、という気がしてきた。

試みにきれいな葉っぱを少々選んで湯飲みにいれ熱いお湯を注いでみると、ミントのような綺麗な色は出ないがアクも出ずにいい香りでいける。

これ、いけるで。誰か商品化してくれ。私はめんどくさいから嫌だけど。てゆーか、まだ山のように山椒の葉っぱと茎と実がごちゃごちゃになってうちの茶の間に積んであるから誰かよりわけて。
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by warabimochi57 | 2006-05-30 15:20 | Comments(0)

トテトテトテ・・・・・

コーヒーを落としているのを見て、2歳8ヶ月の甥が
「トテトテトテ・・・ゆうなあ」と言った。

昨年、オノマトペについていろいろ分析する授業を聴講していた。少人数のクラスなのに前期だけで脱落してしまったので先生にも他の学生さんにも申し訳ないことをしたのだが、日本語のオノマトペをいろいろ研究されているその先生の授業は面白かった。先生によるとオノマトペというのは言語の中でもいろもの、あるいはきわもの扱いされてきたという。

試験問題はこんなのだった。

A群の1~3と関係の深いものをB群のA~Cからそれぞれ選べ

A群
1.チャンチャラスチャチャカチャンチャン
2.チャッチャカチャーチャラチャカチャカチャッチャ
3.チャンチャンチャンチャラチャンチャンチャチャチャチャチャ

B群
A.軍艦マーチ B.六甲おろし C.笑点のテーマ



というのは嘘ですが、(まさか先生は見てないと思うんですが、念のためにもう1回書いておきますが、「試験問題」から「笑点のテーマ」までのところ、フィクションであって実在の先生やら授業には一切関係ありません)オノマトペがきわもの扱いされてた、というのは本当のようです。

でも最近はいろいろ研究されているらしい、ぐらいで私は脱落してしまったのですがたとえば、この現在言語習得の真っ最中である甥がコーヒーの落ちるのを見て「トテトテトテ」と描写したのが面白い。なんでトなのかたとえばなんで「キテキテキテ」でないのか。なんでテなのか、トカトカトカとかトヒトヒトヒでないのか。t音が選ばれているのはなぜか。母音はどうなのか。

もしかしたら参考文献のShoko Hamano"The Sound-Symbolic System of Japanese (Studies in Japanese Linguistics)"、に出ていたかもしれない。

暇だから調べてみたいのだが、荷物の山からこの本を掘り返すのが難しそうなのでやめておこうと思う。
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by warabimochi57 | 2006-05-27 14:12 | Comments(2)

自由があるから

ケアンズでパプアニューギニア人のお姉さん(といっても40代ぐらい)と話していたときのこと、

彼女のおばあさんはパプアニューギニアの電気もガスもなにもないど田舎に住んでいるのだが、オーストラリアに遊びに来ても2週間ともたず「ここは窮屈で嫌だ」といって帰ってしまう、という。

ああ、日本の田舎にもそういう年寄りはいるねえ、という話で盛り上がり若いモンはなんでもある都会がいいと思うけど、という話になり

ジョイス(そのお姉さん)は力を込めて「物は何もないけど田舎には自由があるから」と言っていた。

思うに、ふだん何もない生活をしている人はない生活にもある生活にも適応できるけど、なんでもある人が何もない生活に適応するのは難しいのではないか。

しかし、このおばあさんはもう、ありすぎる生活には適応できなくて、ありすぎるっていうのはむしろ不自由なんだと拒否している。

もしかしたら、それは日本とかオーストラリアとか、ありすぎる世界では究極の贅沢なのかもしれない。自由だけあったら人間は生きていけるのだよなあ。
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by warabimochi57 | 2006-05-25 22:12 | Comments(2)

中に立つ器

友人からの手紙に「私は上に立つ器でない」とあった。その人の持論なんですが。

で、私の持論。上なんて誰でも立てるのよ。現場が務まる人間には「長」は務まる。現場が務まらなくても「長」は務まる。下も誰でもできるけど中に立つ器がむつかしい。

というわけで「エリート養成」だの「将来の日本を牽引する人材を養成」だのと財界が出資した中高一貫の男子校なんかをもてはやすのを見ていると、これだからエリートだけで社会が動くと思っているじいさんは、と思ってしまう。

勿論そういうのはおしなべて男子校って時点でケッなんですが、ありがたそうに「イギリスのイートン校をモデルに」と嬉々として宣伝してるのにも笑ってしまう。おじさんたちの大好きな愛国心はどうしたよ。いつまでもいつまでも大英帝国のエリートさまをありがたがって世界のリーダーが育つのか?

実際に社会を動かしているのはほぼ中に立つ人と下に立つ人で、優れたリーダーというのはその中から生れるものではないのか。中学校からはい、リーダーとして育てましょうと育てて育つものなのか?誰もついてこないリーダーは定義上リーダーじゃないからね。

ところで私の母校も中高一貫にしようかという話が出ているらしい。こんな田舎でそんなことをしたところで「だから何?」という結果になると私は思うんですが。
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by warabimochi57 | 2006-05-25 15:43 | Comments(25)

平家物語

先日書いた「宇治川の先陣争い」がなんなのかを知らない若い(若くない人もいますが)友人達のために、超簡単に説明できないかなと考えて「平家物語」をぱらぱら見ていたらまた別のお気に入りを見つけてしまった。

平宗盛。いかにかっこよく死ぬかが全てのこの物語の中で、これほどかっこ悪い人はいない。もう平家は負けるというので、みんなが手に手を取って海に沈んで自害している。その中で、一人おろおろしてどうしようどうしようときょろきょろしているので、あんまり情けなくて味方の侍たちに海に突き落とされるのである。しかも下手に泳ぎがうまくてぷかぷか浮いて息子ともども敵に捕まってしまう。

やっぱあれですね、私はこのどっか情けないキャラクターに魅かれるのだな。せっかく自分が一番に川に乗り入れているのに「腹帯がゆるんでるよ」とか言われて締め直している間に抜かれてしまう間抜けさ。この景季のお父さんが義経と対立して頼朝に讒言したという梶原景時で、この義経と景時が味方同士で一触即発、という時にお互いに家来に止められる場面もおもしろい。

という訳で若いお友達の皆さん、やっぱ「平家物語」は面白いです。子供向けでもダイジェスト版でもいいから「平家物語」の要所は自分で読んでください。
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by warabimochi57 | 2006-05-24 14:39 | Comments(0)

不思議な光景

なんで私がドロップアウトしてるのに地球はいつもと同じように回ってるんだろう・・・
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by warabimochi57 | 2006-05-24 00:58 | Comments(2)

苦手なトピック

TOEFLの作文の問題は150ぐらいのトピックが公開されている。「家の近くにショッピングセンターができるとしたら賛成か反対か」とか「授業には出席すべきかしなくてもいいか」とかおよそどうでもいいことばっかりで、勿論「預言者をマンガで貶めるのは表現の自由か」とか「アメリカ産の牛肉は安全か」なんて問題は絶対に出ない。

で、この出題をする人たちって好きなんですね、映画と音楽が。で、わしはこの2つが何よりも苦手なのだ。好きな映画も音楽もたぶん探せばあるけど「なぜ音楽は重要なのか」「なぜ映画は世界中で人気があるのか」(2つとも公開されている問題の中にある。問題が変わってなかったら)といわれてもなあ。別に私、重要でもないしこっちがききたいんだよなあ・・・あるいは、「映画を見て外国の文化について知った体験について書け」だったかな、そんな問題もあった。

対策本にも取り上げてあって、「映画が苦手な人はそれについて書ける映画を1本ぐらい作っておこう」だって。仕方ないから昔学校のビデオライブラリーで見た「黄色い大地」(1984年・中国)についてインターネットで検索して適当な感想文をでっちあげて、体験談として使えるようにしとこうと思う。

音楽については・・・出ないことを祈る。
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by warabimochi57 | 2006-05-23 22:48 | Comments(0)

トップ5

知らない大学の先生のブログについていた別の先生のコメントに「うちの大学は旧帝大トップ5の中の一つです」とあった。

トップ5。これでまず、東大と京大でないことは確かやな。何も5つ数える必要ないからな。さらに北大と九大でもないであろう。ふつうに考えて。従ってこの先生の大学は阪大か名大か東北大に絞られるのであるが、阪大は大阪外大と合併するぐらいであるから、トップ5を名乗るのはおこがましい。そうすると名大か東北大・・・うーん、個人的には私は名古屋はお菓子、特に和菓子がおいしいから好きなんだけど夏暑いから嫌だ。ってことで東北大の勝ち。この先生の大学は東北大に決定しました。

ちなみにそのブログのネタは学生の常識やらマナーの欠如を憂う内容でしたが、しかし学生も大学の先生にだけは言われたくないんだけどなあ・・・
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by warabimochi57 | 2006-05-22 16:05 | Comments(0)

趣味の問題

久々に中島義道のわが意を得た記述から話を始めよう。

「私は、親をはじめ、他人に心配かけまいと思ったことがない。私のことを心配する人は、勝手に死ぬまで心配しつづければいいのです。それは、その人の趣味の問題。私にはまったくかかわりのないことです。」 中島義道「私の嫌いな10の人びと」より

まさにそのとおりである。私は今回誰にどんなに心配をかけていても全然なんとも思っていない。有り難いとも悪いとも思わない。ただ、他人の趣味だから尊重はしている。それは、私は占いが大嫌いだけど占いを喜んでやっている人には別に文句を言わないのと同じである。

ちなみに上記の本に挙がっている「嫌いな人」の中で、私が嫌われるリストに該当すると思われるのは、「わが人生に悔いはない」と思っている人、である。

いや勿論、悔いなんかありありで人生そのものが悔いなのだが、こないだあまりの痛みに「死ぬのではないか」と思ったとき、あるいは5年以内に2割の確率で死ぬというデータを見たとき、「悔いはないな」という気持ちが出てきてこれは自分でもかなり意外だった。

でも中島義道が言っている「悔いがない」とはだいぶ毛色は違っている。私が思ったのはああ私はやっぱり死ぬ前に愛し合っている人がいなくて、子供もいなくて独り身で幸せだなあという悔いのなさで、今は悲しむ人もいるだろうけどそのうち世間は私のことなど忘れてくれるであろう悔いのなさで、何にもたいしたことをしてこなかった悔いのなさである。

いつ死んでも全部悔いだから、悔いがない。これは全部ネガティブだから何も恐いものがないのと似ているのかも知れない。

余談ですが、こんなに言ってるのにこないだある人に私を「自称ポジティブ」と言われて目をむきました。絶対にそんなこと自称したことは一度もないんですが。
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by warabimochi57 | 2006-05-20 22:19 | Comments(0)

謹製 さつき


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