自負と自嘲と自意識過剰

毎日自意識過剰男(アライヤス)と隣の席で話をしているといろいろ思うことがある。

アライヤスはたとえば、「セミナー(言語学の院生対象)でも僕はほかの人があてられているのに答えてしまう。みんなは僕のことを知ったかぶりの自慢たらしだと思っているに違いない。」なんてことをいう。

「あのね、アライヤス、そのみんながいつも君に注目しているという幻想はどっから来る訳?誰もいちいち君のことなんか気にしてないから。少なくとも私は、君のことよりうちの猫のことの方がよっぽど気になるから」

と私は最近はっきり言っている。だって言わないと彼はいつまでも「みんなが僕のことをどう思うか」についてしゃべっているから。

しかし、とはいうものの、彼はいちいち口に出すから物理的にうるさいけれど、その悩みはかなり普遍的なものではないかという気がする。アライヤスの場合は「みんなに」よく思われたいという点に無理があるけれど、少なくとも自分が認められたい相手から認められたいという煩悩には私も足元をすくわれている。おそらく、必要以上に他人からの評価に左右されている。

で、アライヤスのようにみもふたもなく「認められたい」願望に苦しむことをいささか未成熟ではないかと(偉そうに)思う一方で、自分の言うことや書くものに対して自虐的なまでに謙遜する人にも違和感を抱く。私もやるけど。

とあるブログを読んでいたら、自分のことを「泡沫ブロガー」とかその他にもいろいろ「こんなブログなんてたいしたことない」という意味のことが書いてあった。だったらそれを毎日読んでいる私は何?

ブログが私はこんなにアホなんですと日々公表する場であることに異論はないけれども、それをわかって読んでくれている人に対してしてはいけないことは卑下だと思う。アホにはアホの矜持がある。

だんだん言っていることが怪しくなってきましたのでこのぐらいにしておきます。ここ2日ほど「徒然草」かぶれなので、そのうち放り出すのでご安心ください。
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by warabimochi57 | 2008-04-11 22:23 | Comments(0)

謹製 さつき


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