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ケイトとピーター・アゲイン(架空対談編)

以下の対談はケイト(英語補修コースの先生)とピーター(指導教官のM教授)の双方から聞いた話に基づいて、私がでっちあげたものです。(そんなに大きくは外していないはず)

メールをしても何しても音沙汰がないピーターにしびれを切らしてケイトがピーターを訪れる。
「こんにちは、ピーター。ちょっとお宅の問題児の話をしたいんですが」
「問題児?うちには問題児なんていないけど、Miwakoだったらなかなかよくやっているよ」
「ああそうですか。私の記憶では、確かこないだのプレゼンであなたが2をつけたんだったと思いますよ。私も10年もこの先生してますけど、2つの基準の両方で2をもらった学生なんて初めてなんですけど」
「プレゼン?ああ、あれはまああんなもんだろう。fineだよ。シドニーでもちゃんと発表してきたんだし(と本人は言ってたし)」
「fine!?(じゃああの2はなんなのさ)、そうなんですか。じゃあまあ、あなたがそう言うなら、プレゼンはあれでよかったってことにしましょう。こっちのレポートについてあなたのコメントをください」
「レポートねえ。どれだ。いっぱいあるしよく見てないんだよな。それもfineでいいよ」
「あなたはよくても私は困ります。英語もまだまだでしょう」
「いや、私は今彼女をそういう英語の書き方とかそんな(つまんない)ことに集中させたくないね。データを集めるとかもっとやるべきことがある」
「データ集めのほうが英語ができてからじゃないんですか。書き方はどっちにしてもいずれやらなきゃならないんですよ。それでどうするんですか、彼女にもう1学期補修を受けさせるつもりですか」
「いや・・・(そんなことしたら僕も面倒だし)、じゃあこうしよう。1月末までに新しいレポートを出させる。タイトルはそうだな、高地のトクピシンの言語学的特質について文献及びデータに基づく考察、4000語程度、その課題を与えるから英語についてはあなたが煮て食おうと焼いて食おうと好きにしていいよ」
「いいでしょう。では、補修コースはとりあえず保留にして1ヶ月延長させます。そしてあなたに提出するレポートの英語を私がチェックするということでいいですね」
「OK」

ということで、知らない間に二人の先生が合意に達していたため、私は補修コースはやっぱり素直には終わらせてもらえなかったものの、ファインなレポートを提出すれば1ヶ月の延長だけで勘弁してもらえるということで、新たな課題に取り組むことになった。

このぐらいで負けてもらったことに感謝すべきであって、クリスマスも正月もないなどとぼやいている場合ではないんだろうな・・・
by warabimochi57 | 2006-11-16 20:22

謹製 さつき


by warabimochi57