不意打ちには弱い
2006年 11月 05日
そんな訳でシドニーで発表した原稿をベースに研究計画(の原稿)は楽に出せると思いきや、ほぼ全面的に書き直しを余儀なくされている。提出は明日。
友人からのメールには「死ぬ目にあったときに心を入れ替えてたんじゃなかったのか」とあったのだが、そういえばそうだったよ。
で、ガンで死ぬ目にあったときのことを思い返していたのだが、このごろひねくれに拍車がかかり筋金が入ってきた私は、周りに心配かけようが何しようが心配する人は趣味でしてるんだから、などとうそぶいて恥じないでいた。実際これは本心以外の何物でもないのだが、
先日ケアンズのホストファミリーに電話することがあった。ホストファーザーとはメールや電話で時々連絡していたのだが、ホストマザーのジュリーとは、ケアンズから日本に帰って以来初めての会話になった。そして話が私の病気に及び「どんなにか恐かっただろうね」と電話の向こうでジュリーの声が震えたとき、
心なき身もその不意の温かい言葉に打たれて、ふっと涙がこぼれたのだった。まだ自分にもちょっとは人間らしい心も残っているじゃないかと思ったらその後で笑ってしまったけど。
しかし笑っている場合ではないのだった。この研究計画が明日出せるとはとても思えないんですけど・・・
友人からのメールには「死ぬ目にあったときに心を入れ替えてたんじゃなかったのか」とあったのだが、そういえばそうだったよ。
で、ガンで死ぬ目にあったときのことを思い返していたのだが、このごろひねくれに拍車がかかり筋金が入ってきた私は、周りに心配かけようが何しようが心配する人は趣味でしてるんだから、などとうそぶいて恥じないでいた。実際これは本心以外の何物でもないのだが、
先日ケアンズのホストファミリーに電話することがあった。ホストファーザーとはメールや電話で時々連絡していたのだが、ホストマザーのジュリーとは、ケアンズから日本に帰って以来初めての会話になった。そして話が私の病気に及び「どんなにか恐かっただろうね」と電話の向こうでジュリーの声が震えたとき、
心なき身もその不意の温かい言葉に打たれて、ふっと涙がこぼれたのだった。まだ自分にもちょっとは人間らしい心も残っているじゃないかと思ったらその後で笑ってしまったけど。
しかし笑っている場合ではないのだった。この研究計画が明日出せるとはとても思えないんですけど・・・
by warabimochi57
| 2006-11-05 21:38