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突然過酷な日々が始まる

さて、月曜日の朝10時は指導教官とミーティングと決められた。

2年後に少なくとも6万語ぐらいの論文を書くというのが、最終的な課題になるのだが、まず最初の半年でやることはきちんとした研究計画を提出することである。

だから普通、今の時点でテーマがきっちり決まっているのは勿論、方法論やら基本的な知識は習得済みの人がやるリサーチのコースに私は入ってしまったのだが、テーマですか、えっとどうしようかなっていうかトクピシンもまだ全然できないんですけど、なんて口が裂けてもいえない雰囲気である。

思っていることがうまく言えないので、なんだかあさっての方向にテーマも向かって行きそうなのだが、もうこの際先生が示唆してくれるテーマだったらなんでもいいからそっちへ曲がってしまえと思ったりもする。

「それで君は言語学はどのぐらいできるの」

「えっと、えええっと(ここで1分ぐらい沈黙した時点で既にバレバレ)、あの、音韻論の本はけっこう読みました。(嘘)それから、えっと、音声学には問題があると思ってます。あの、発音やら聞き取りができないっす。それから、それから、あとの分野は基本だけかなって感じです・・・」

これではミーティングにもなんにもなっていないのだが、先生は苦笑してそんならまず何はともあれ先行研究を読みなさいということで課題をくれた。

「そしたら来週までにこれ読んでレビューを書いておいで。700語ぐらいね」
「(ひー!!)わかりました」

てことで、まずこの課題の分厚い本を読むだけで今週は寝られるのでしょうか・・・それにレビューなんて書いたことないよ。ってかレビューって何?アマゾンのレビューじゃないよね。いや、あまり冗談になってないのがつらいなあ。

この続きは次の現実逃避の時間に。
by warabimochi57 | 2006-08-07 20:53

謹製 さつき


by warabimochi57