バイトをやめた

限りなくないに等しかった社会との接点が本当になくなった。今後当面はパラサイト。

高齢の大学の先生のお手伝いのアルバイトは、人間関係が苦手な私にはぴったりだった。ほとんど先生と口をきくこともなくパソコンに向かって仕事だけしていればよかった。おまけに出勤時間は自由だったので、こっちが忙しいときには午後から出て行って夕方までに帰ったりしてもよかったし、時給は事務の仕事にしてはまあまあ高いほうだった。

先生自身も、学生向けの学校案内か何かの中で人間関係はあまり得意ではないということを書かれている。傍から見ていても全く研究の虫という感じで年がら年中勉強ばかりされていた。

しかし私はこの先生を尊敬していた。パソコンのファイルの整理も、論文の書き方も側で仕事をしているうちに見習うようになった。全く分野は違うけれども、研究者としてはかくありたいと思うまでに今ではなっている。

結局のところ、人間と人間のつきあいは、人間として尊敬できるかどうかが全てであり、その人がどういう立場で自分と関わるようになるかはたまたまにすぎない。

上司とか先生とか、自分より偉い立場の人で尊敬できる人に当たるというのはラッキーなたまたまである。なんとも幸運な4年間だった。
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by warabimochi57 | 2006-01-28 21:38 | Comments(0)

謹製 さつき


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